医学部部活の実情 ~ここがクソだよ医学部部活①~ そもそも医学部部活は必要ない!?
私は現在国立医学部在籍中の者です。
日々医学部の部活について不満が募っており、その実態(クソさ)を文章化してみたくなったためブログにまとめさせていただきます。
前提として
・以下の文章は全て私の主観であること
・全ての医学部において当てはまる話ではないこと
をご了承の上、読んでいただけると幸いです。
~ここがクソだよ医学部部活①~
そもそも存在意義がわからない
まず医学部における部活の扱いについて整理しておくと
・サークルは基本的に存在せず、部活のみ存在
・9割の人間はなにかしらの部活に所属していて、入部は自由だが部活に入っていないのはおかしいというような風潮がある
・一部文化系の部活もあるが、ほとんどが運動系
・総合大学では他学部もいるサークルや部活に入る人も少数いるが、授業日程などからなかなか馴染むことは難しい。
などがあげられます。
すなわち、
競技に真剣に取り組みたい気持ちはないが同調圧力からなにかしらの部活に入らざるを得ず、嫌々部活に所属しているという人も多くいる
ことが想像できるのではないでしょうか。
また一般的な大学の「部活」の存在は、
・その競技でプロなど高みを目指している人にとって欠かせない場である
・就活の際に「部活」に打ち込んでいたことはプラスに働く
などの内情を含んでいるといえます。
ここで 「あれ?」 と思っていただけると嬉しいのですが、
医学生でその競技のプロになろうと思っている人はまずいません。
また、医者になる医学生にとって「部活」が就職に役立つことはありません。
(部活OB医師からよくしてもらえるということはあると思います。)
そして母数の少ない医学生だけの部活ですから、
一般的な大学の部活より圧倒的に弱いことも医学部部活の特徴です。
東医体(東日本医学生体育大会)、西医体などと言われる医学生だけの大会もあり、この大会を目標に一年間頑張る部活が多いです。
え、医学生だけの大会かっこいい!なんて思う方もいるかもしれませんが
ようするに
「医学生以外も混じってくるととても歯が立たないから、医学生だけで内輪ノリ運動会を楽しもう!」
っていう位置づけの大会だと思ってもらえればいいと思います。
ただでさえ一般的な大学生より自由な時間が限られている中、
このような内輪ノリの部活ごっこに参加せざるを得ない人が多いのが医学部部活の現状だと思っています。
医学部部活についてまとめると
・嫌々所属している人が大半な集団である
・一般的な大学生に比べて部活に所属するメリットは少ない
・競技に打ち込みたい人が所属するには弱すぎる
よって
医学部部活はそもそも存在意義が希薄すぎる!
と言えるのではないでしょうか。
②以降は気が向いたら書きます。